クループ症候群
風邪をひいてしまったお子さんを寝かしつけるのは大変ですよね。
ようやっと眠れたかな?と思っていたら、あまり聞きなれない音の咳が続いてしまい、お子さんが目覚めてしまう。
もしかしたら「クループ」かもしれません。
犬が吠えているかのように聞こえるので、「犬吠様:けんばいよう」の咳、と病院では説明するかもしれません。
息を吸う時に、「ヒェッ」とかすれた音が聞こえたり、左右の鎖骨の付け根の間のへこんでいるところ(胸骨上窩:きょうこつじょうか)がいつも以上にへこんでしまう場合は、もしかしたらお子さんは息苦しい状態かもしれません。
病院へ行って診察してもらいましょう。
ひがしまつど小児科では、「小児呼吸器感染症診療ガイドライン2017」を参考にしながら、
デキサメタゾンという飲み薬や咳止め、エピネフリンという吸う薬で治療していますが、
お子さんが息苦しそうな時は、病院に治療をお願いしています。