RSウイルス感染症
RS(アールエス)ウイルスは、熱や鼻水、咳を引き起こすウイルスで、気管支炎や細気管支炎になってしまうことがあります。新生児や乳児期前半のお子さんですと、呼吸を少し止めてしまう(無呼吸発作)こともあります。だいたい秋から翌年の春くらいに流行しますが、今年(平成29年)は流行が早いようです。
子どもから大人までRSウイルスにかかってしまいますが、とくに0歳や1歳くらいの若いお子さんは、咳がひどくなったり、息苦しそうになったりと、重症化しやすいのが特徴です。また、一度かかっても、その後もかかることはあります。
ひがしまつど小児科では、RSウイルス感染症に限らず咳がひどくなってきたお子さんへは、注意深く聴診して、どれくらい息苦しそうなのか、心臓は元気そうか判断しています。そして飲み薬で対応できそうか、入院のできる病院へ行ったほうがよさそうか、アドバイスをしています。