心室期外収縮
小学校、中学校に入学すると、春に学校で心電図検診を行います。
何も自覚していないのに「心室期外収縮」と指摘されることがあります。
非常に驚くと思いますが、ほとんどの場合は心配ありません。
心臓は、体の様子に合わせてスピードを変えて動いています。
運動していたり、緊張している時は速く動きますが、寝ている時やリラックスしている時は、ゆっくり動きます。
心室期外収縮とは、体の様子にあった予想されるタイミングより少しだけ早く心臓が動いてしまうことをいいます。
心電図検査で、心室期外収縮が連続してでていないか、運動によって増えていないか等を確認し、必要に応じて心臓超音波(エコー)検査などの検査も行い、日常生活を安心して過ごせるのか判断します。
胸の聴診をしていて、偶然に不整脈に気付くことがありますが、ひがしまつど小児科では、松戸市立病院等をご紹介しますので詳しく診察をしてもらいましょう。