気管支炎
最初は鼻水と軽い咳の症状だったのに、熱がでてきて、だんだん咳がひどくなるようでしたら、もしかしたら気管支炎(きかんしえん)かもしれません。
気管支炎はウイルスが原因となることが多いようです。
残念ながらウイルスには、抗生物質は効き目がありません。
しかし、時々肺炎球菌やインフルエンザ菌(インフルエンザウイルスとは別です)、マイコプラズマ等が原因となることがあって、抗生物質を使うことがあります。
ひがしまつど小児科では小児呼吸器感染症診療ガイドライン2017で薦められている「アモキシシリン」や「クラリスロマイシン」などの抗生物質をよく処方しています。
聴診器で胸の音を聞いて呼吸の音が弱くなっていたり、
呼吸により体に取り込んでいる酸素の量(酸素飽和度:さんそほうわど)が減っている場合は、肺炎になってしまっている可能性もあるので、病院に診察をお願いしています。