慢性疾病にかかっている子どもと家族を応援する
取組に関する研究の成果報告会
2018/2/5
2018/2/3~2/4に飯田橋にて、小児慢性特定疾病児童等自立支援事業に関係する厚生労働省の研究の成果報告会が開催され、三平院長は支援を担当する方の研修プログラムについて報告をしてきました。
小児慢性特定疾病児童等自立支援事業とは、小児がんや心臓病、腎臓病、1型糖尿病などの慢性疾病にかかっている児童や家族を、都道府県や指定都市、中核市が応援する取組で、平成27年1月から始まりました。
その取組において、児童や家族からの相談に対して、相談を担当する方(小児慢性特定疾病児童等自立支援員)は、福祉制度などについて紹介したり、医療や福祉、保育、教育、就労に関係する方々と一緒になって児童や家族の悩みを少しでも減らせるよう応援することになっています。
平成29年からはじまった厚生労働省の研究(小児慢性特定疾病児童等自立支援員による相談支援に関する研究)にて、児童や家族を応援する取組の先進的事例の情報が集まり、また、相談を担当する方のための研修のプログラム案が作成されました。
それらの研究成果が報告された成果報告会に全国から160名近くの関係者が参加され、参加者は活発な質疑応答や情報交換をされていました。
はじまったばかりの取組である小児慢性特定疾病児童等自立支援事業が今後ますます充実していくことで、慢性疾病にかかっている児童やその家族の悩みが少しづつでも減っていけばと願っています。